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古瀬間御嶽山のミツバツツジ
それは…。お見事の一言でした。
幹線道路から入らないとたどり着けない穴場的スポット。3年間くらいからひそかに知られていました。筆者自身は毎日近くを通っているにも関わらず、初めての訪問となりました。入ったことのない道に少々不安にも入っていくと…それは山岳信仰を具現化されたような光景が広がっているではありませんか。遠くの新緑の山々もお見事でありました。この場所は『心願講古瀬間御嶽山』の敷地内で、この場所を管理されている宮司さんが神社内で弘法大師の新四国八十八カ所参りが出来る様に整備するとともに雑木を伐採し、この地に自生していたミツバツツジの生息域を広げていき現在の状態にしたとのことでした。ミツバツツジの色は素晴らしく鮮やかなピンク色で、街道沿いに少し咲いているだけで大きな存在感がある花です。その花がこれだけあるのですから何人も心動かされるのも当然だと思います。ちなみに御嶽教とは
御嶽教とは
御嶽教(おんたけきょう)は奈良県奈良市に教団本部(御嶽山大和本宮)を置く教派神道で、神道十三派の一つ。創始者は下山応助とされている。長野県木曽郡木曽町に御嶽登拝の安全を祈願するための神殿である木曽大教殿がある。御嶽山を信仰根本道場としている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全国でも42,000人足らずの信者数ながら由緒ある教派神道です。
この時すでに17:30を廻り薄暗くなってしまいました。日中日差しが強ければ、鮮やかさはさらに増して、遠くの新緑とのコントラストも楽しめるのではないかと思いました。
絶景でありながら知られない理由
知られていない理由は、場所が分かりにくいことだと思います。鞍ヶ池方面からは車で行くことができないので、古瀬間側から『鞍ヶ池公園には行けません×』と書かれているところから入っていきます。この看板を見るとなぜか入っていきたくない感じがします…。ここから入って300mもすると左手に駐車場が見えてきます。そこから少し歩くだけで大きな感動が…ちなみに鞍ヶ池公園から歩いて2㎞です。ハイキングコースとして整備されていますので、ウォーキングを兼ねてここを目指すのも良いでしょう。
地域の宝であるために
紹介しておいて何ですが、秘密の場所にしておきたい感覚も多分にあります。しかし素晴らしい場所はぜひ訪れてリスペクトしてもっと良い場所になってほしいとも思います。
神社の方が丹精込めて手入れされた場所です。くれぐれも失礼のないようにしたいものです。